余白好き
今、色んなチーズを試作してます。
なんとなくの方角だけ決めて進んでいると色んなものをができてきます。
駄作・珍品・同じものが再現できない幻の逸品・もう一歩な残念感が漂った品、等々…
基本は駄作です。残念ながら
本来なら既にある有名どころのチーズを目標にするのが良いのでしょうが、そうするとどうしてもそっちに引きずられてしまうので、進みたい方角だけを決めてやってます。
色々試していると自分の嗜好性が色濃く出て来て面白いなぁ、と思います。
僕自身は、完成し、かっちりしたものをあまり好まない感じです。
それよりは、フレや鈴のように、食べる人、作る人が色々アレンジできたり、イメージを膨らませて新たなものになったりする素材としてのチーズが結構お好みみたいです。
生き物を飼っていると想定外なことばかりです。決め打ちするとイライラすることばかりになるのでその場に応じてやってます。
加工も同じくで、ミルクにするのも、ヨーグルト作るのも、チーズ作るのも、毎度毎度ドキドキです。
前にも書いたように、チーズで目指すところは、ミルクの優しさを感じられるものです。
結構その事を大事にしてます。
そして、作っていてオモロいかオモロないかが基準になっています。
もう少し試作は続きます。きっちりせずにオモロがりながら進んでいきます。